チェンデラワシ湾の森林に暮らす暗色のツカツクリです。大きな足で地面をかき、森の中の餌を探します。
体はすす色がかった灰色で、顔には赤から灰色の裸出部があります。後頭部に小さな冠羽があり、脚は赤みを帯び、くちばしは黄色っぽい色です。
ビアクツカツクリは、石灰岩の地形に広がる自然林に加え、一部の木が切られた森や、再び木々が高く育った森でも暮らします。スピオリ島では、標高約三百メートルまでの自然林で見つかっています。ビアク島南部にも、伐採後の森での生息記録があります。
2023年に発表された島の鳥類調査では、研究者自身の長年の観察がまとめられました。1982年七月のスピオリ島では、数は少ないものの、広い範囲で本種が確認されています。続く1983〜97年には、ビアク島南部の、一部が伐採された森や背の高い二次林でも繰り返し記録されました。
1997年一月の調査では、ビアク・ウタラ保護区とその周辺で毎日記録されました。一方、2010年代のビアク島南部では、以前より見つけにくくなったと報告されています。同じ島でも、場所と時代によって、出会いやすさに変化が見られています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2023年の論文の著者は、ビアク島南部で見られた減少の主な原因として、狩猟、卵の採取、森林の荒廃を挙げています。本種の暮らす森林を守ることに加え、捕獲や採卵による影響を調べる必要があります。