白い喉を黒い帯が囲み、わき腹に黒や茶色の模様がある丸い鳥です。農地や開けた藪地で種子などを食べます。
背は砂色から灰褐色で、わき腹には黒や茶色の細かな模様があります。白い喉を黒い帯が囲み、くちばしは赤く、脚は赤みを帯びます。
アカアシイワシャコは、畑や休耕地、低い茂みが入り交じる開けた土地に暮らします。地面のくぼみに植物を少し敷いて巣を作り、種や葉、根、昆虫などを食べます。耕された場所と草の残る場所がつながる風景の中で、食べ物を探し、次の世代を育てる鳥です。
2011年の研究は、スペインのシウダー・レアルにある一つの狩猟保護区で、三つの区画の鳥を比べました。2008年十月から2009年三月に集めた七十二羽と、比較用のイワシャコ三十羽について、遺伝子の二十二か所を調べています。三つの区画では、飼育した鳥が放される程度が異なっていました。
放鳥がないとされた区画と、放鳥された鳥が入り込む区画の鳥は、飼育由来の鳥だけの区画よりも、遺伝的に近い結果でした。分析では、飼育由来の区画の一羽に、イワシャコとの交雑を示す特徴が見つかっています。隣り合う土地でも、野生の鳥と人が放した鳥のつながりには、違いが残っていました。
IUCNレッドリスト · 準絶滅危惧(NT) · 世界
2020年のIUCN世界評価は準絶滅危惧とし、数の動向は減少としています。農地の利用が強まり、巣を隠す草やひなの食べ物が失われることに加え、狩猟や放鳥に伴う交雑が課題です。草の残る土地を含む農業景観の維持と、野生の鳥の数に合った狩猟管理、放す鳥の遺伝的な由来の確認が提案されています。