アカノドナキシャクケイは体長68〜70cmほどの大型のシャクケイです。アマゾンの森の樹冠で過ごし、果実のなる木に集まることがあります。
体長は約68〜70cmです。
アカノドナキシャクケイは、アマゾンの森で果実を食べる鳥です。食べ物を探して樹冠を動き、実のなる木を利用します。2019年のブラジルでの野外観察では、セクロピアの果実を食べる姿が記録されました。どの木が実るかが、鳥が立ち寄る場所に関わっています。
南部アマゾンの分断された森林を調べた研究では、この鳥が牧草地などの開けた場所を越えて動くことも記録されています。同じ地域の大型の鳥と比べ、小さな森林にも姿を見せる傾向がありました。研究者は、果実のなる大木を巡る途中に、小さな森を一時的に使うことが関わると考えています。
こうした移動を支えるのは、周りの森林に残る果実の木です。森が小さく分かれる地域でも、餌を生む大木が残ることには意味があります。鳥が暮らす森林の広さとともに、食事を求めて移動する先の環境も、暮らしを支えています。木々の実りと、森を巡る鳥の動きがつながっています。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 絶滅危惧(VU) · 世界
森林の減少や劣化、狩猟が保全上の課題です。果実を食べて森の間を移動するため、広い森林とともに、周辺に残る果実のなる大木も生息環境に関わります。国際的な評価は絶滅危惧です。