チャミミウズラは、アンデスの森の地面で落ち葉をかき分け、食べ物を探すウズラです。
頭、首、胸には赤褐色の模様があり、お腹は黒色です。翼と尾には白い横縞が入り、全体は茶色と赤褐色です。
チャミミウズラは、エクアドル西部からコロンビアにかけての湿った森に暮らします。低地の熱帯林からアンデスのふもとまでが、その生活の場です。エクアドルのリオ・パレンケでは、背の高い木々とつる植物、低い木や草が重なる森の鳥として、その姿が記録されました。
1978年に調べられたリオ・パレンケの成熟した森は、八十七ヘクタールでした。周囲はバナナやアブラヤシの畑、トウモロコシ畑などに変わり、森だけが取り残されたような場所になっていました。大きな鳥の一部が見られなくなる中で、チャミミウズラは、引き続き普通に繁殖する鳥として記録されています。
この森の上には高い枝が広がり、足元にも草や低い木が何層にも重なっていました。周囲の畑と切り分けられた森の中で、鳥たちの暮らしの変化を追った記録に、ウズラの子育ても残っています。1970年代のリオ・パレンケは、この鳥が使っていた小さな森の一つでした。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeの世界評価は低懸念です。2012年の分布モデル研究は、生息地の減少と、2050年の気候を想定した分布変化を比べました。エクアドルでは森林の減少、コロンビアでは将来の気候に適した場所の縮小が、より大きな問題となる可能性を示しました。地域ごとの森林と気候条件を合わせて考える保全が重要です。