グアテマラ太平洋岸の海岸平野に記録される鳥です。湿地林、乾燥林、マングローブや植林地の縁で暮らし、果実、葉、花や小さな無脊椎動物を食べます。
胸、背、翼は茶色で、腹は白色。長い尾の先にも白色部があります。体長は43〜50cmで、よく声を出す鳥として紹介されています。
シロハラヒメシャクケイは、中米に暮らす鳥です。エルサルバドルの首都サンサルバドルでは、都市の緑の中からも声や姿が記録されています。サン・ハシント地区で続けられた観察は、家のテラスや周辺を歩きながら、街の鳥と植物の関係を調べたものでした。
2011年から2020年までの記録をまとめた報告には、この鳥が通りの周辺で鳴き、ナンバンサイカチやマンゴー、セクロピアの木に止まる姿が載っています。建物が並ぶ環境の中でも、木の枝が鳥の居場所になっていました。鳥の声と、止まっている木を合わせて記録することで、街の緑の使われ方が見えてきます。
この調査は、街に残る植物が、鳥の食事や休息、子育ての場所になることにも注目しています。身近な緑の保全は、森林だけでなく、通り沿いや住宅の周りの木々ともつながります。街の中で暮らす鳥の記録を積み重ねることが、どんな緑が残されているかを知る手がかりになっています。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
都市の開発によって緑が失われる中、樹木の残る場所を見守ることが保全に関わります。サンサルバドルでは街の樹木で生息が記録されており、森林に加えて身近な緑も利用環境です。国際的な評価は低懸念です。