マタコミツオビアルマジロは、体を覆う硬い甲羅に頭や脚をしまい、身を守るときに丸くなるアルマジロです。
体は茶色系の硬い板で覆われています。甲羅の横側が皮膚から離れているため、丸まるときに頭、脚、尾を内側へ引き込めます。
ミツオビアルマジロ属は他の動物が掘った穴を使うと考えられていました。中央ブラジル2地点で野生のマタコミツオビアルマジロを調べた研究では、個体が自分で小さな巣穴を掘る様子を確認しました。休み場所には巣穴のほか、草の巣や落ち葉をかぶせた地面のくぼみもありました。
研究者が個体を確認した445回のうち、67%は休息中でした。本種の休み場所は小さな巣穴76%、草の巣13%、落ち葉のくぼみ7%、巣とくぼみの組合せ4%です。休息に使われた巣穴の60%は、草や木の葉で入口が目立たなくなっていました。巣穴の高さは約11センチ、幅は約13センチ、深さは平均約35センチでした。研究では利用場所の形や使われ方も記録されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
巣穴に入る小型のげっ歯類、小型のトカゲ、テグーが観察されました。著者らは、マタコミツオビアルマジロが掘った巣穴を他の動物も利用する可能性を報告しています。休み場所には巣穴だけでなく草の巣や落ち葉のくぼみも含まれます。