森林に暮らすキジ目の鳥です。エクアドルではアマゾン低地林や東部山地林に分布し、主に木の中ほどから上で果実を探します。
体はオリーブ褐色で、頭はより暗く、腹側は淡い色です。首・胸・背には細い白い筋があり、赤いのどの肉垂れと赤みのある脚が目印です。
アマゾンシャクケイは、アマゾンの森に暮らす果実食の鳥です。森には地面に近い低木から、頭上を覆う高い木々まで、さまざまな高さの場所があります。この鳥の暮らしも、その高さの違いと関わっています。木の上にいる鳥と、地面近くにいる鳥は、一日の中でも見える姿が変わります。
ペルーの森林で行われた研究では、自動撮影カメラを地面と木々の上に置き、動物がいつ、どの高さを使うかを調べました。2025年の報告では、アマゾンシャクケイは朝夕に木の中ほどや上の方で活動が多くなり、地面や下の層へ降りる動きも記録されています。森を横に歩くだけでは捉えにくい、一日の暮らしです。
ブラジル南部アマゾンの別の研究では、この鳥が残る森林と、木々の茂り方との関係も調べられています。森が分かれることに加え、背の高い木や閉じた樹冠が残ることも重要でした。森林を守る際には、地図の上の面積とともに、鳥が使う上下の空間も暮らしの一部になります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
森林の分断や劣化が、生息する場所に影響します。広い森林を残すことに加え、果実を供給する高木や閉じた樹冠を保つことが重要です。地面から木々の上までを使う行動を知る研究も、生息地を考える材料になります。