ハイバラジュケイは、オスが赤、灰色、白のまだら模様を見せるキジの仲間です。常緑の山地林の下草で食べ物を探します。
オスは黄色い顔、白斑のある灰色の上面、赤い胸と後頭部、尾の付け根の白帯が特徴です。メスは淡い斑点のある茶色で、目の周りに淡色の輪があります。
ハイバラジュケイのオスは、赤い胸と、白い斑点がある羽を持つ鳥です。ミャンマーの山々では、カシやクリの仲間が育つ森に暮らしています。木の下には草や低い木が茂り、鳥はその中をゆっくり歩いて移動します。繁殖期の早朝には、森の中からオスの鳴き声が聞こえます。
2021年の研究は、ミャンマーのケネディ山とサラマティ山の鳥を比べました。調査は2014年と2016年に行われ、二つの山は直線で約三百四十キロ離れています。オス七羽の写真を比べると、ケネディ山の二羽は顔の裸出した肌が赤く、サラマティ山周辺の五羽は黄色やオレンジ色でした。
血液や羽などから得た七羽分の遺伝情報でも、ケネディ山のまとまりが見つかりました。ただし、細胞の核の情報だけを比べた結果では、二つの山の鳥は明確に分かれませんでした。研究者は、山の間にある低い土地によって行き来が少なくなり、違いが育った可能性を考えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2021年の研究者は、ケネディ山の個体群を、保全上とくに重視すべきまとまりとして扱うことを提案しました。山ごとに異なる特徴を持つ鳥を残すため、その山に暮らす個体群と森林を合わせて守るという提案です。二つの山の間の分布や、食べ物が顔色に及ぼす影響についても、さらに調べる課題が挙げられています。