コロンビアとベネズエラの湿った森林にすむ大型のシャクケイで、背は暗赤褐色、胸はオリーブ褐色です。
背は暗い赤褐色、胸はオリーブ褐色です。
オビオシャクケイの仲間は、コロンビアやベネズエラの山地に暮らしています。2026年の研究では、アンデスなどの集団と、コロンビアのサンタマルタ山地にいる集団について、体の特徴や声、飛ぶときに出す羽音が比べられました。離れた山々に暮らす鳥の違いが、音にも表れていました。
アンデス側の集団では、明け方の歌の一音一音が短く、間隔も詰まっていました。サンタマルタの集団では音が長く、間隔が広がり、音の高さが途中で跳ぶ歌でした。羽音にも違いがあり、前者は途中に間をはさんだ二つのまとまり、後者は一つのまとまりになっていました。声と羽音という別の音が、同じ地域の違いを示しました。
研究者たちは、目の色や頭の羽などの違いも合わせ、サンタマルタの集団を別種として扱うことを提案しました。二つの地域の間には乾燥した低地が広がります。山の鳥の多様性は、姿の違いだけでなく、森にひびく声や羽音にも刻まれています。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeの世界評価は低懸念で、個体数は減少傾向とされています。農地や牧場の拡大、伐採、火入れによる森林の減少や劣化と、食用の狩猟が脅威です。山地の森林を残すことと、地域ごとの鳥の分布を知ることが保全の基礎になります。