クロガオシャコはエリトリア、エチオピア、スーダン北東部の高地にすむ地上性の鳥です。体の羽には淡い斑が見られます。
褐色の体に白っぽい斑点や筋が入ります。
クロガオシャコは、果実を食べる鳥です。人によって持ち込まれたハワイの森では、もともと島にある植物と、島の外から来た植物の両方の実を食べています。口から入る果実には、種子も含まれています。果実を食べる暮らしは、鳥の体の中へ植物の種子が入ることにもつながっています。
2022年に発表された研究では、クロガオシャコと別のキジの仲間を飼育し、食べた種子が体を通り抜けたあとの状態を確かめました。試した植物では、どちらの鳥でも、形を保って残った種子は五パーセント未満でした。多くの種子が食べ物として壊され、残った一部が体の外へ出ていました。
オアフ島とハワイ島の森でも、鳥が運ぶ種子が調べられました。この二種を合わせた記録では、島にもともとある植物と、外から来た植物の種子が、同じくらいの割合で運ばれています。果実の中の種子には、食べ物として壊される行方と、残って運ばれる行方があります。この鳥の食事は、森の植物との複数の関わりを持っています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ハワイの森林保全では、持ち込まれたクロガオシャコが植物の種子に与える影響も課題です。2022年の研究は、島の外から来た植物の種子が壊される可能性とともに、島にもともとある植物の種子も壊されることを示しました。食べられる植物の種類と、種子が残る割合が、森への影響を考える材料になります。