インドの林床で暮らすシャコの仲間です。オスは赤褐色を基調とし、メスは黒い斑模様が多く、落ち葉の間で種や果実、虫を探します。
オスは灰色の頭と首に、白い鱗模様のある赤褐色の羽を持ちます。メスは灰色の頭と黒い斑のある褐色の上面、暗色の横縞が入る赤褐色の下面です。オスとメスとも顔の裸出部と脚は赤色です。
アカケズメシャコは、インドの森や丘陵に暮らす鳥です。オスの目のまわりには赤い肌が出ており、脚には鋭い突起があります。草や低い木が多い岩場も使い、ひなと大人が一緒にいる群れや、二羽でいる姿が見られます。背の高い草や茂みのある地面が、鳥の隠れ場所になります。
2016年の論文は、ラジャスタン州のクンバルガル野生生物保護区で調べた群れを報告しています。調査は2013年七月〜2015年六月に行われ、研究者は保護区の森林を歩き、双眼鏡やカメラで鳥を確かめました。対象は、この地域のアカケズメシャコとハイイロヤケイです。
夏に茂みの後ろで見つけたアカケズメシャコの一群は、オス二羽、メス五羽、ひな四羽の計十一羽でした。背の高い木と草がある山腹の森での記録です。一方、別の場所では、草や低木が多い森の小道に二羽がいました。一つの保護区の中で、大きさの異なる群れの姿が観察されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
クンバルガルの2016年の研究は、保護区内の生息環境を改善することを提案しています。鳥が食べ物や隠れ場所を使える環境を整え、人家の近くまで出ることや、そこで狩りに遭う危険を減らすという考えです。この地域の鳥の保全では、木だけでなく、地面を覆う草や低木も管理の対象として挙げられています。