セイロンケズメシャコはスリランカの森林にすむ、見つけにくい鳥です。オスとメスで羽色が異なり、メスは地面の巣で抱卵します。
オスは濃い赤紫色の羽に白い斑点と黒い縁取りがあり、メスは赤褐色です。オスとメスともに嘴と脚は赤色です。
セイロンケズメシャコは、スリランカの森で、ほかの動物のそばで餌を探すことがあります。マメジカの仲間やキョン、シカと同じ場所で採食する姿が、自動撮影カメラに写りました。オス二羽とメス一羽という、成鳥三羽の組み合わせも確かめられています。
2022年に公表された三つの保護区の調査では、カメラを地面から約二十五センチの高さに置き、鳥の姿と周りの環境を記録しました。湿った森のシンハラジャでは、地面を覆う落ち葉の広がりが、本種の生息との関係を調べる分析で重視されました。
枝葉の覆いと落ち葉の量や深さには関係がありました。研究者は、森の上の枝葉から地面の落ち葉までが、餌となる小さな動物の暮らす環境を作ると考えました。枝葉が頭上を覆い、足元には落ち葉が広がる森が、この鳥の暮らしを支えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2022年の論文は、マドゥル・オヤで人為的な火災が森林を焼く様子が見られたと記しています。この鳥のすみかとなる自然林を保全し、道路などの開発を進める際にも、生息環境への影響を考慮することを提案しています。