ウツクシシャコは、暗い赤褐色の体に灰色の頭、赤いくちばしと脚、目の周りの赤い皮膚が目立ちます。オスとメスは似ていますが、メスは少し小さく、若鳥は羽色が地味です。
体は暗い赤褐色で、頭は灰色、くちばしと脚は赤く、目は茶色です。目の周りには羽のない赤い皮膚があります。メスはオスより少し小さく、若鳥の羽色はより地味です。
ウツクシシャコは、アフリカのアルバーティーン地溝帯に沿う山地の森や、高い所の竹林に暮らす鳥です。地面で過ごし、つがいや小さな群れで見られます。竹の茂る山の斜面も、この鳥の暮らしの場になっています。
ウガンダのブウィンディで2004年一月から三月に行われた研究では、二百四十四か所で鳴き声を流し、鳥の返事を確かめました。反応があった場所の割合は、竹林で約三割、森林で約六パーセントでした。この場所、この時期には、竹林でウツクシシャコの声を捉えやすかったのです。
さらに五十か所の植物のようすを比べると、鳥のいた場所は地面から二・五メートルより上の枝葉が密に茂る一方、それより低い植物の覆いは少ないという特徴がありました。上には枝葉が重なり、足元には地面が出ているという組み合わせです。竹林や森の中の、地面と、その上の枝葉の重なりにも、この鳥が使う場所の特徴が現れていました。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeのIUCNレッドリスト掲載表では、ウツクシシャコは世界全体で低懸念に区分されています。ブウィンディの研究では竹林や、地面より上に重なる枝葉との結びつきが見られました。山地の生息地を守る際には、森や竹林の広さとともに、足元の植物と、その上の枝葉の状態が保全を考える手がかりになります。