チャガシラミヤマテッケイは、ヒマラヤ周辺の森に暮らすキジの仲間です。オスは橙色の頭と暗い胸の模様が目立ち、林床で小さな群れを作って餌を探します。
オスは橙色から赤褐色の頭と、胸の黒い帯状の模様をもちます。体は褐色や灰色を帯びています。
中国四川省の山の森で、チャガシラミヤマテッケイは、調査に使う犬が近づいてもじっとしており、迫られてから飛び立つ姿を見せました。つがいをつくる季節に使う場所には、木々と低木の葉が重なり、地面には厚い落ち葉が積もっています。
2004年と2005年の三月から四月、白坡山の保護区で、鳥が飛び立った六十か所と、その近くで無作為に選んだ六十か所が比べられました。鳥がいた場所の落ち葉は平均4.9センチの厚さで、比較した場所の2.9センチを上回りました。研究者は、その落ち葉の中で餌を探した跡も見つけています。
鳥が使った場所は、比較した場所より水場にも近く、木や低木が地面を覆う割合も大きくなっていました。研究者は、こうした葉の重なりが鳥の姿を隠し、厚い落ち葉が採食を支えると考えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2007年の論文で研究者は、この保護区で広葉樹の森を保全対象に組み込み、狩猟や家畜、伐採による負担を減らすことを提案しています。