マダガスカルシャコは、色彩豊かな羽をもつ地上性のシャコです。昼に種子やベリー、小さな昆虫を探し、つがいや家族群で過ごします。
羽色は色彩豊かで、地上で暮らすシャコの仲間です。飛ぶ力は限られ、地面で餌を探す姿がよく見られます。
マダガスカルシャコは、長い草の中に姿を隠して過ごす鳥です。マダガスカルのイサロでは、つがいが草地の間の道路へ歩み出る姿が観察されました。車が近づくと道路から退き、短い間を置いて再び出てきました。歩く姿と飛ぶ姿の両方が、同じつがいで確かめられています。
2017年十一月の直接観察では、一組のつがいが、通り過ぎる車を二度避けた後にも道路へ戻りました。次の車が近づいた時にはすでに道路の半分以上を渡っており、そこから飛び上がって草地の方へ横断しました。歩行と飛行を組み合わせた、一回の移動の記録です。
北東部のマロジェジでは、標高千八百七十五メートルの高山の低木地にも、1996年の生息記録があります。2021年には、同じ山の標高帯を観察や定点調査などで再び調べ、本種については記録が得られませんでした。山の上のすみかも、長期的な調査の対象になっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
IUCNの2018年の評価では、毎年の火災による生息地の荒廃と、過度な狩猟が減少の要因に挙げられています。マダガスカルの草地や低木地を管理する際には、火災や捕獲がこの鳥のすみかと生存に及ぼす影響を確かめることが課題です。