アカハシミヤマテッケイはスマトラ島の湿った山地林にすみ、林床で落ち葉をかき分けて餌を探します。
灰色がかった頭と首に白い眉線があり、赤いくちばしと脚が目立ちます。胸には白黒の細かな横縞があります。
アカハシミヤマテッケイは、スマトラ島の山地林に暮らす鳥です。赤いくちばしと脚を持ち、森の地面を歩いて落ち葉の間で食べ物を探します。この鳥には、体に寄生する小さな昆虫、ハジラミの仲間もいます。山の森の鳥と、その体に暮らす虫とのつながりがあります。
2023年、研究者はこの鳥を宿主とするハジラミを新種として発表しました。名前はレティクリペウルス・ディキです。論文の標本記載には、スマトラで1900年十二月に採られた標本と、採集年が記されていないスマトラの標本が挙げられています。新しい名前が付いた虫の資料には、百年以上前の採集品が含まれていたのです。
新種の記載には、オスとメスの体の形や、頭、触角、腹部などの図も添えられました。鳥の種類を調べることと、その鳥を宿主にする虫を調べることが、別々の生き物の名前を結び付けています。保存された標本から、鳥の周りにある多様性が少しずつ明らかになっていきます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2023年の気候と土地利用を扱う研究は、アカハシミヤマテッケイを含む東南アジアのキジ目について、将来の生息適地を予測しています。研究者は、森林の変化と気候変化を合わせて考え、将来も適した環境が残る場所を踏まえて、保護区の新設や範囲の見直しを提案しました。